【銭湯・サウナ初心者必見】「ととのう」ための入り方と知っておきたいマナー解説|サウナを快適に楽しむために

【銭湯・サウナ】マナー解説サ活ととのうための秘訣コツ

近年、テレビドラマや漫画『サ道』の影響もあり、サウナは単なる温浴施設から、心身をリフレッシュさせるための特別な場所へとその認識が深まっています。多くの人が「ととのう」という究極のリラックス体験を求め、サウナを訪れるようになりました。しかし、この素晴らしいサウナ文化を皆が快適に楽しむためには、正しい入り方だけでなく、共有スペースとしてのマナーを守ることが不可欠です。

サウナをより深く楽しむための基本的なマナーと、「ととのう」ための具体的なステップを詳しくご紹介します。サウナ愛好家はもちろん、これからサウナに挑戦したいと考えている方も、ぜひご一読ください。

※この記事は、ベーシストでありサウナ・スパ健康アドバイザーでもある「キム岡」さんの解説動画 を見てより多くの人にマナーを守ってほしい思いでまとめております。

筆者はサウナ・スパプロフェッショナルの資格を保有しており、サウナも週2~3で通っております。

目次

銭湯・サウナ前の準備と大切なマナー

サウナ体験を最大限に引き出すためには、サウナに入る前の準備が非常に重要です。

  • 十分な水分補給を: サウナに入る前には、最低でも1時間ほどかけてゆっくりと水分を補給しましょう。喉が渇いたからといって、直前に大量の水を一気に飲むのはおすすめできません。体が水分を吸収しきれず、サウナ中に脱水症状を起こしやすくなる可能性があります。適切な水分補給は、発汗を促し、体内の老廃物を排出する手助けにもなります。
  • 体を清潔に保つ: サウナ室に入る前には、必ず体と髪を洗い、清潔な状態にしましょう。これは基本的な衛生マナーであり、他のお客さんへの配慮です。体を洗わずにサウナに入ると、汗や皮脂がサウナ室の空気を汚し、不快な環境を作ってしまう可能性があります。
  • 水滴をしっかり拭き取る: 浴槽から出た後やシャワーを浴びた後、サウナ室に入る前には、体をしっかりと拭いて水滴をなくしましょう。体が濡れたままサウナ室に入ると、室内の湿度が上がりすぎ、他のお客さんの発汗を妨げたり、不快感を与えたりすることがあります。サウナ室は高温で乾燥しているからこそ、気持ちよく汗をかける空間です。
  • タオルで座面を覆う: サウナ室で座る場所には、必ずタオルを敷きましょう。これは、座面を清潔に保つためだけでなく、高温の座面による低温やけどを防ぎ、自分の汗が直接座面にしみ込むのを防ぐためでもあります。また、自分専用のタオルを敷くことで、より衛生的にサウナを楽しむことができます。

サウナ室内で守りたいマナー

サウナ室は、皆がリラックスし、心身を癒すための空間です。お互いが快適に過ごせるよう、以下のマナーを守りましょう。

  • 静かに過ごす: サウナ室では、大きな声でのおしゃべりは控えましょう。友人同士で話すのは問題ありませんが、会話が大きすぎると、静かに瞑想したり、リラックスしたい他のお客さんの迷惑になる可能性があります。周りの人に配慮し、穏やかな声で会話するか、静かに過ごすことを心がけましょう。
  • 場所取りは避ける: 長時間タオルなどで場所取りをするのは避けましょう。サウナ室は限られたスペースであり、他のお客さんが利用できなくなってしまいます。
  • 汗を絞らない: サウナ室の中で、かいた汗を絞る行為は厳禁です。汗が飛び散り、他のお客さんに不快感を与えるだけでなく、非常に不衛生です。自分の汗は、タオルで拭くか、水風呂に入る前に洗い流しましょう。
  • 携帯電話の持ち込みは禁止: サウナ室への携帯電話やスマートフォンの持ち込みは、原則として禁止されています。電子機器の故障の原因になるだけでなく、光や音、撮影の懸念など、他のお客さんのリラックスを妨げる要因となるためです。サウナ室では、デジタルデトックスを楽しみ、心ゆくまで自分と向き合いましょう。
  • マナー違反を見かけたら: もし他のお客さんのマナーが気になる場合は、直接注意するのではなく、施設の従業員に相談しましょう。直接注意するとトラブルに発展する可能性があり、せっかくのリラックスタイムが台無しになってしまうかもしれません。

「ととのう」ための正しい入り方

「ととのう」とは、サウナで体を温め、水風呂で冷やし、外気浴で休憩するという一連のサイクルを繰り返すことで得られる、究極のリラックス状態です。このプロセスを正しく行うことで、心身ともに深い解放感を味わうことができます。

  1. サウナで体を十分に温める: サウナに入る時間は、人それぞれの体調やサウナ室の温度、湿度によって異なります。一概に「何分」と決めるのではなく、ご自身の体と相談して無理のない時間で入りましょう。目安としては、水風呂に入ったときに「気持ちいい」と感じる程度が良いとされています。サウナ室には通常、上段と下段があり、上段の方が温度が高く、下段の方がマイルドです。熱いのが苦手な方は、下段から始めるのがおすすめです。サウナ室の中では、体全身で熱を感じ、体の芯から温まることを意識しましょう。
  2. 水風呂で体をクールダウン: サウナから出たら、すぐに水風呂に飛び込むのではなく、必ずかけ湯で全身の汗をしっかり流してから入りましょう。汗を流さずに水風呂に入ると、水風呂が汚れてしまい、衛生的にもマナーとしても良くありません。水風呂の時間は、一般的に1分程度が目安とされていますが、これも個人の感覚で調整しましょう。水風呂が苦手な方でも、手足に冷水をかけるだけでもクールダウン効果が得られます。水風呂に浸かると、最初は冷たく感じますが、次第に肌の表面がピリピリとし、体の芯が熱い状態とのコントラストで独特の感覚が訪れます。この感覚が「ととのう」への第一歩です。
  3. 外気浴で心身を解放: 水風呂から出たら、体の水滴をしっかりと拭き取り、休憩スペースへ移動します。そして、椅子に座り、目を閉じて深くリラックスしましょう。これが「ととのう」体験の核心である外気浴です。体はクールダウンされ、心臓の鼓動も落ち着き、まるで脳が浮遊しているかのような感覚に包まれます。外気浴の時間は5分から10分程度が目安ですが、ご自身の心地よいと感じる時間で休憩することが大切です。無理に長くいる必要はありません。

この「サウナ→水風呂→外気浴」の一連のサイクルを、一般的には2~3回繰り返すことで、心身ともに深い「ととのう」体験ができるとされています。

まとめ

サウナは、日々の喧騒から離れ、心身を癒すための最高の場所です。しかし、この素晴らしい文化を継続し、皆が快適に利用するためには、一人ひとりがマナーを守ることが非常に重要です。今回ご紹介したサウナの入り方とマナーを参考に、ぜひあなたも「ととのう」体験を安全に、そして心ゆくまで楽しんでください。

参照動画: 意外と知らない!?サウナのマナー&「ととのう」入り方★サウナ大使公認★

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この記事を書いた人

お疲れ様です!ずいみんです。
銭湯・サウナ・スパでよりよい人生を送ることを目標に生きています。
好きなタイプはいい香りで静かなサウナ。
サウナ後の飲みも生きがい

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